はじめての一人暮らし、同棲生活のスタートなど新生活を始める際にネット環境の整備も必要になると思います。
自宅でインターネットを使いたい、でも何を契約してどうすればいいのか分からない、これからはじめてのネット契約を控えている方向けの記事になっています。
回線事業者・プロバイダなど、ネット通信の基礎を交えながら開通までの流れをまとめていきます。
ぜひ参考にしていただけたらと思います。
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光回線事業者とプロバイダ
自宅などでインターネットを利用したい場合、光回線事業者とプロバイダを契約する必要があります。まずは光回線事業者とプロバイダについて簡単に解説していきます!
光回線事業者とは
光ファイバーケーブルで繋がれた通信設備(光回線)を提供する事業者のこと。
主な光回線事業者例:NTT(フレッツ光)、KDDI(auひかり)、SONY(NURO光)等
プロバイダとは
光回線とインターネットをつなげる接続事業者のこと。
プロバイダはIPアドレスを発行し(インターネット上の住所のようなもの)、管理をしています。
せっかく光回線を導入していてもプロバイダと契約していなければインターネットを使用できません。
プロバイダは大手から小さな会社まで50社以上、契約プランも多数存在します。
また、プロバイダにはインターネットにつなげるサービスだけを提供するものと、光回線と一体型(セット)で提供する光コラボの2つがあります。
インターネット開通までの9ステップ
①光回線事業者と契約する
主な光回線事業者例:NTT(フレッツ光)、KDDI(auひかり)、SONY(NURO光)等
②光回線工事を申し込む
戸建ての場合:光ファイバーケーブルを電柱から宅内に引っ張ってくる工事
集合住宅:建物の共用部分から各部屋まで光ファイバーケーブルを引っ張ってくる工事
※建物の共用部分に光ファイバー設備が導入されていない場合は工事方法が異なります
※工事内容によっては立ち合いが必要な場合がありますので回線事業者への確認が必要です
③接続機器(ホームゲートウェイ)を設置
これも基本的には工事業者が設置を行ってくれます。
工事内容によっては、自身で設置が必要な場合があります。
※接続機器(ホームゲートウェイ)は工事業者が持ってくる場合や工事日前までに送られてくるなど事業者によって異なります。
④契約している光回線事業者に対応しているプロバイダと契約
※ほとんどの場合ネットからの申し込みが可能
⑤Wi-Fiルーターを準備する
購入する場合:家電量販店やネットで購入
レンタルする場合:プロバイダからレンタルするのが一般的
(レンタル料の相場は月額500円~1,000円程度、プロバイダによっては無料でレンタルしている場合もあり)
⑥接続機器(ホームゲートウェイ)とWi-FiルーターをLANケーブルで接続し設定モードにする
Wi-Fiルーターの設定モードへの切替方法は機種ごとに異なるため詳しくは取り扱い説明書を確認しましょう。
⑦PCやスマホをWi-Fiルーターに接続する
PCやスマホからルーター端末の「SSID」を選択し、「パスワード」を入力する。
「SSID」と「パスワード」はWi-Fiルーターに同梱されている説明書やルーター本体に貼られているシールで確認できます。
⑧Wi-Fiルーターの設定画面を開く
Wi-Fiルーターに接続した機器(PCやスマホ)からブラウザを立ち上げ、アドレスバーにルーターのIPアドレスを入力。
設定画面が開いたらログインIDと初期パスワードを入力して管理画面へログインする。
※ログインIDと初期パスワードはお使いのルーターの取り扱い説明書をチェック
⑨プロバイダ情報を入力
プロバイダ情報「ユーザーID」(接続用)、「パスワード」(接続用)を入力し、接続完了と表示されればインターネットが使用できるようになります。
※「ユーザーID」と「パスワード」はプロバイダとの契約時に書面で送付されます。
光コラボとは
NTTが2015年にこれまで「フレッツ光」として独占的に提供してきた光回線網を開放しました。
フレッツ光回線をプロバイダが借り受け、プロバイダと光回線を一体型にして販売。
これに参入(コラボ)したさまざまなプロバイダ事業者によって「事業者名+光」の名称で販売されています。これを光コラボといいます。
光コラボは回線とプロバイダが一体型になっているため、それぞれ別の事業者と契約する必要がなく支払いを一本化できるメリットもあります。
ドコモユーザーは断然「ドコモ光」
ドコモ光はNTTよりフレッツ光回線の提供を受け、光回線とプロバイダを一体型にしてNTTドコモが販売しているサービスです。
ドコモユーザーにとっては、スマホ料金とのセット割や支払いを毎月の携帯料金と一本化することができるメリットがあります。
回線料金・プロバイダ料金・携帯料金⇒支払いを一本化できるうえにセット割があってお得!
ドコモユーザーは検討必須な光コラボサービスです。
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最後までお読み頂きありがとうございました。
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